                         ---   propw の使い方   ---

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	   %%%   １. 和文プロポーショナルフォントのjfmファイルの作成   %%%
	   %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

font\winttf.zip をインストールすると

  texmf\fonts\tfm\windows\wabun

に、プロポーショナルな Windows TrueType Fontの ＭＳ Ｐ明朝、ＭＳ Ｐゴシックとそ
れらの縦書き用の jfm ファイル（フォントメトリック・ファイル）がインストールされ
ます。

Windowsにインストールされている各種和文TrueTypeフォントに対応した jfm ファイルを
作成するには

  cd texmf\fonts\tfm\windows\wabun
  propw <directory_of_pttfonts.map>\pttfonts.map

とします（このとき、propw.exe や ppltotf.exe にパスが通しておく必要があります）。
pttfonts.map には、JFM ファイル名（TeX で参照されるフォント名）とWinodwsで参照
されるファイル名との対応表が書かれていますが、新たに自由に追加することができま
す。

  jfm 名           TrueType フォント名（先頭の @ は縦書き用を表す）

mspmin          :  ＭＳ Ｐ明朝    （横書プロポーショナル）
mspgoth         :  ＭＳ Ｐゴシック（横書プロポーショナル）
msptmin         : @ＭＳ Ｐ明朝    （縦書プロポーショナル）
msptgoth        : @ＭＳ Ｐゴシック（縦書プロポーショナル）


　    %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
      %%%  より細かな調整が可能な、以下の手順での作成もできます。  %%%
      %%%    texmf\doc\extjfonts\propw.txt も参照してください。    %%%
      %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

0. 直接TrueTypeフォント名を指定して、たとえば以下のように PL ファイルを作成
   する（なお、より細かな調整をするには、「２．propw について」にあるような
   *.pl1, *.pl2 のファイルを経由して、*.pl ファイルを作るとよい）。

        propw -o=foo.pl "#@ＭＳ Ｐ明朝"

   次に 5. のようにして、ppltotf で jfm ファイルに変換すればよい。

   あるいは、dviout を使って、以下のようにしても PL ファイルが作成できる。

1. texmf\doc\extjfonts\testw.dvi の1ページ目を dviout で開き、
   Option -> Setup Parameters... -> [WinJFont] の [jfm] で min を選択し、
   [Change Font] で、jfm ファイルを作成したいプロポーショナル横書きの
   TrueType和文フォント選んで [Define] さらに [Ok] を押す。

   縦書き用の場合は、上記の1ページ目, min をそれぞれ2ページ目, tmin に
   読み替えて同様な操作をする。

2. Help -> Character Size of TrueType を選択すると、Information Window
   が開くので、[Copy] を押してクリップボードに内容をコピーする。

3. 適当なエディター（メモ帳などでよい）を開いてクリップボードの内容を張り
   付け（編集 -> 張り付け）、それを適当な名前でファイルにセーブする（それ
   を foo.txt とする）。

4.     propw -p foo.txt > foo.pl

   とすると、jfm ファイルのソースが作成される。

5. 必要なら、foo.pl の中身を適当に編集した後

       ppltotf foo.pl

   を実行すると、対応する jfm ファイル foo.tfm が作成される。

注意：上記の foo.txt や foo.pl を編集することで、微調整が可能。
      例えば、foo.txt を行単位でソートして、不要な行などを削る。


			      %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
			      %%%   ２. propw について   %%%
			      %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

Usage : propw [-trquv#] [-p[t][m|n]] [-<k>=<value>] [-s<step>] [-d<den>]
          [-l<num>] [-o=<ofile>] [@<pfile>] [#<TrueType_font_name>|<file>]

-t    : tate
-r    : over 7426(JIS)
-q    : square
-u    : update
-v    : verbose
-#    : Font

-p    : make pl (-pm: MS type, -pn: normal type, -pt: Glue-Tsume)

<k>   : zw(width), zh(height+depth), zd(depth), ds(design size), cs(checksum)
        st(stretch), ep(ex space), et(ex stretch), eh(ex shrink), fm(family)
        ad(glue plus), kn(Kakko)

<num> : the first label   (default:6)
<step>: step of tfm-width (default:1)
<den> : width of zenkaku  (default:256)

<ofile>: <ofile> is a file to be output (Make JFM if its extension is ".tfm")
<pfile>: <pfile> is a file where paramaters are written
<file> : <tfm-width> [<tsume-width>] <a character>   is in each line.
         Analyse lines if they are not sorted by <tfm-width>.
         The line whose top is not a figure is ignored except for
           #Font: <TrueType_font_name>   (an optional line)
           #<para>: Same as -<para> in the command line

Example: propw -o=msptmin.pl "-fm=MS P MINCHOU" "#@ＭＳ Ｐ明朝"

                      -------------------------

1. デフォルトでは、小林氏（東京書籍印刷）によって作成された jis.tfm のソース
   jis.pl と同等なものが出力されるようになっている：

      echo | propw "-fm=JIS KANJI" -p > jis.pl

　空のファイル null.txt を作っておいて、出力ファイルも指定して

     propw "-fm=JIS KANJI" -p -o=jis.pl null.txt

  としても同じである。

  ppltotf にパスが通っていれば、直接 JFM ファイルを作成することができる（出力
  ファイルの拡張子が .tfm となることから判断される）。

     propw "-fm=JIS KANJI" -p -o=jis.tfm null.txt

  縦書き用の縦横とも 10pt のサイズで 1pt のプラスの glue を入れたものを作成す
  るには

      echo | propw -t -p -zw=1 -dh=1 -zd=.151515 -ad=.1 > mytjis.pl

  とすればよい。このときは、そのほかのパラメータも調整される

     echo | propw -t -p -zw=1 -q > mytjis.pl

  とするとよい。


2. Windowsのシステムに登録されたプロポーショナルフォント（通常フォント名に Ｐ
  や P が入る）の jfm ファイルを作成するには、そのフォント名を "#..." の形で
  指定すればよい。例えば

      propw "-fm=JIS P KANJI" "#ＭＳ Ｐ明朝" > mspmin.pl

  これは、以下のようにしても同じ。

      propw "-fm=JIS P KANJI" -# -o=mspmin.pl "ＭＳ Ｐ明朝" 

  propw は、JIS コードが最小の「亜」という漢字より小さなコードをもつ文字（仮
  名数字、アルファベット、記号など）の幅を調べて分類し、「国」という字を全角
  幅とみなしてプロポーショナルフォントが要請する幅で組版ができる jfm ファイル
  のソースを作成する。

  プロポーショナルフォントでは、仮名文字が文字毎に異なる狭い幅で定義されてい
  るものが多い。約物（句読点や括弧など）については全角幅のものと、幅が狭くなっ
  ているものがある。propw では、開き括弧の「　と句点の　。 の文字幅がともに全
  角より狭いと後者とみなし、約物類もその幅に応じて組版を行う jfm ソースを生成
  する。そうでない場合は、約物類については、jis.tfm と同様に扱う。これがデフォ
  ルトの動作である（開き括弧の基準と見なす「 を別のものにするには、-kr= のパラ
  メータで、‘ “ （ 〔 ［ ｛ 〈 《 「 『 【  の何番目のものを基準にするか指定
  して変更可能である。デフォルトは、-kr=9）。

  縦書き、横書きの違いは自動判断される。
  なお

      propw -o=mspmin.pl -v "-fm=JIS P KANJI" "#ＭＳ Ｐ明朝" > mspmin.log

  とすると、文字幅などの情報が msmin.log に出力される。この出力された情報は
  そのまま（適当に編集してもよい）、propw の入力データにできる。

      propw mspmin.log > mspmin.pl

  PL ファイルから JFM ファイルを作成するには、ppltotf が使われる。すなわち

      ppltotf mspmin.pl

  とすると、mspmin.tfm が作成される。

  ppltotf にパスが通っていれば、propw の出力ファイルの拡張子が .tfm となって
  いると、直接 JFM ファイルが生成される。たとえば

      propw -o=mspmin.tfm "-fm=JIS P KANJI" "#ＭＳ Ｐ明朝"

  などとすればよい。

                     ------------------------------

-t: 縦書き（TrueTypeの漢字フォント名が指定されていれば、自動判断されるので、
    指定は不要）

-r: JIS code が16進で 7426 以上のものも扱う（現時点での ppltotf p1.4 でこれがあ
    ると、エラーとなる）

-q: ZW（tfm width:全角幅）の設定に併せて、ZH(depth+height)を等しくした正方形の
    ボックスを文字のBoxに直し、そのほかのサイズも標準的に変更する。

-u: -o= で指定したファイルが既に存在していても、それに上書きする。

-v: propw 動作時の動作中のメッセージを表示する。

-#: 最後のパラメータの先頭に # をつけなくても、Windows の和文trueTypeフォント名
    とみなす。

-ds=<value> : DESIGNSIZE
-zw=<value> : QUAD
-zh=<value> : XHEIGHT
-zd=<value> : CHARDP
-st=<value> : STRETCH
-ex=<value> : EXTRASPACE
-et=<value> : EXTRASTRETCH
-eh=<value> : EXTRASHRINK

-ad=<value> : GLUE PLUS

-kn=<value> : 開き括弧の幅を次の何番目のものを基準にするかの指定（1 - 11）
              デフォルトは 9 で「
              ‘ “ （ 〔 ［ ｛ 〈 《 「 『 【  

-fm=<family>: フォントファミリー名

-d=<value>  : 全角幅のPIXEL（ドット）数

-x<message>: <message> を表示して終了する。

-o=<ofile> : 出力ファイルの指定。WindowsのTruType和文フォントから propw が
  JFM ファイルを作成するとき、

    0. jfm ファイル名とTrueTypeフォント名の対応を書いた map ファイル
    1. 各文字の幅情報を記述したテーブル
    2. 約物などを整理し、定義すべき文字と幅をソートして並べたテーブル
    3. PLファイル
    4. JFMファイル

  の順に変換される。一般には 3. PLファイルが出力されるが、<ofile> の拡張子が 
  .pl1, .pl2, .tfm の場合は、それぞれ 1. 2. 4. の形式のファイルが出力される。
  （ただし、0. から出発した場合は、4. の形式のファイルが出力される）。出力され
　たファイルの拡張子が .pl1 .pl2 のものは propw によって、 pl のファイルは 
  ppltotf によって JFM ファイルに変換できる。1. 2. 3. のファイルは、直接編集し
  て調整を行うことができる。

<file> : パラメータや、文字の幅と文字のテーブルのデータファイル
         コマンドラインでの、-<parameter> は、#<parameter> と指定する。

         ただし、拡張子が .map の場合は、dviout が利用する JFMファイル名と
         TrueTypeフォント名との対応を記したフォントマップファイルとみなされ、
         それを解釈して、必要な JFM ファイルが作成される。

         # を先頭につけると、パラメータファイルでなくてWindowsのTrueType
         フォント名と解釈される。
